勇者をサキュバス化して魔王の配下に置くつもりが……策士快楽に溺れる!
サキュバス化の淫紋シールの開発に成功した魔王軍団長のモント=ベルは、
魔王カーリマーに実験の成果を伝えるが
あろうことか魔王はそのシールを軍団長に使ってしまう。
勇者に使用する前に部下で試してみる事にしたのであった。サキュバスになってしまった軍団長は「シールを貼られたものは眷属化する」という
自ら作成した能力により抗うこともできず、サキュバスの役目に快楽に堕ちていく。
だがその快楽は幸福そのものであり
様子を見ていた魔王は軍団長のあまりにも幸福に満ちた顔に
世界征服の野望に疑問を持ってしまう。
サキュバス化する事こそ自分が本来求めていたものではないのかと。
それは魔王である事はもちろん、地位も名誉も捨てる事を意味するのだが…魔王の決意はいかに?
そして魔王の間にたどり着いた勇者が見た光景とは?
本文36P 表紙込み40P
–