Summer Pockets REFLECTION BLUE
注意:(VJ012005)「Summer Pockets DL版」と内容の重複があります。「まぶしさの――その向こう側へ……」
2018年の夏に発売されたKeyのPCゲーム『Summer Pockets』を
『新しいSummer Pockets』として、世界に提供します。・サブヒロイン「野村美希」「水織静久」のメインヒロイン昇格
・「加藤うみ」ルートを追加
・新ヒロイン「神山識」を追加
・キャラクターソング作中演出挿入&新主題歌(他2曲追加)
・通常シナリオ追加(日常系・複数キャラの複合イベント等)
・卓球ゲームの強化(ダブルス仕様)などの本来新作1本分の内容を、別タイトルとせずあえて既存のゲームと組み合わせる事で、
『Summer Pockets』の世界とシームレスに繋がり、
プレイ済みユーザーも、新たにプレイするユーザーにも、さらなる感動をお届けします。主人公である鷹原羽依里(たかはら はいり)は、
亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきた。1日数本しかない連絡船を下りたとき、1人の少女と出会う。
彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを…海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。
気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、祖母宅へ向かう。そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。
羽依里は、祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。都会暮らしでは知ることの無かった自然とのふれ合い。
忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。島で新しい仲間が出来た――
この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
登場キャラクター
【夏休みを忘れた少女】
●鳴瀬 しろは (CV:小原好美)
クールで、人見知りをする島の少女。
親しいのは肉親である祖父ぐらいで、島では孤立している。
一人でいる期間が長かったせいで人との付き合い方がわからず、時に人の心を考えないことも言ってしまうこともある。
島の外れなどで海を眺めている事が多い。「私にあまりかまわないほうがいいよ」
【島の伝承を追う少女】
●空門 蒼 (CV:高森奈津美)
男女分け隔てなく友達感覚で接してくる島の少女。
島の駄菓子屋でバイトをしていて、老若男女問わず慕われている。
野生のキツネ(?)を連れている。
よく島のいろいろな場所で眠っている姿を見るが、島民には日常茶飯事らしい。「とにかく、あたしが寝てても放っておいて」
【海賊船を探すお嬢様】
●久島 鴎 (CV:嶺内ともみ)
島で出会った不思議な少女。
いつでも大きなスーツケースを引いている。
中に何が入っているのかは絶対教えてくれない。
この島には主人公と同じくこの夏だけ滞在する。
何か探しものがある様で、手には古ぼけた地図を持って島をさまよっている。
その地図については「宝の地図なんだよ」と彼女は言う。「行くよ。もう一度、海賊船のある場所まで」
【自分探しの少女】
●紬 ヴェンダース (CV:岩井映美里)
島の灯台の近くに現れる少女。
真面目で素直なドイツ系ハーフで、夏休みを利用して『やりたいこと探し』をしている。
海に流れ着いたゴミなどを掃除しては、まだ使える物を見つけ大事にする。
困ったことや、言葉に困ると「むぎゅ」と呻く。
異国の古い歌をよく口ずさんでいる。「探し物です。やりたいことを探しています」
【鳥白島のスナイパー】
●野村 美希 (CV:一宮朔)
鳥白島少年団の治安維持執行部に所属している少女。
自作の改造水鉄砲「ハイドログラディエーター改」で、島の風紀を乱した者を容赦なく撃つ。
放送塔の放送も担当していて、島内の監視も万全。
この夏休みは、地方新聞に掲載される鳥白島の観光記事の依頼を受け、島内を走り回ることになる。
島で一人暮らしをしている。「この島への、僅かばかりの恩返しだ」
【おっぱいは正義】
●水織 静久 (CV:小山さほみ)
本土にある、島に住むみんなが通う学校の生徒会長。
夏休みは、紬に会うために島にやってきている。
彼女のおっぱいに対する愛情と敬意は、近くにいる者に伝染する。
紬とはよく島にある灯台に一緒にいる。
かつてこの島にあったという「海の家」を再建するために、仲間たちと協力することに。「今日は、おっぱいを伝えに来たの」
【夏の迷い子】
●加藤 うみ (CV:田中あいみ)
この夏休み、加藤家にやってきた主人公の又従姉妹にあたる少女。
チャーハンに並々ならぬ熱意を持つ。
年齢の割には、大人びた雰囲気で話をするしっかりもの。
主人公に対しては、やけにきつくあたることも度々。
何か目的があるのか、毎日島のどこかへ遊びに出かけている。「元気ありませんね、チャーハン食べますか?」
【鬼を追う少女】
●神山 識 (CV:ファイルーズあい)
鳥白島にやってきた旅好きの少女。
日本各地を歩き回り「鬼の昔話」を集めている。
鳥白島にも、この島に残っているという鬼の伝承を聞きに訪れた。
この島に来たのは初めてと言っているけれど、島民が知らないような場所にも現れる。
サバイバル能力に長けていて、主に食べられる物を見つけるのが上手い。
……はずなのに、島のいたる場所で腹を空かせて行き倒れている。
おむすびをあげると、従順になる。「ねえ、この島に居たという鬼のことを知っているかい?」
●三谷 良一 (CV:熊谷健太郎)
島に住んでいる少年。
いつでも、どこでも服を脱ぎたがる傾向がある。
山の中にある資材置きだった倉庫を改造して、秘密基地にしている。
同世代の仲間の溜まり場となっている。●加納 天善 (CV:浜田洋平)
島に住んでいる少年、その2。
真面目でクールな外見だけれど、卓球に全てを捧げすぎていて、いろいろと言動行動がおかしい。
良一と一緒に作った山の中の秘密基地に卓球台を持ち込み、日々トレーニングに励んでいる。●鳴瀬 小鳩 (CV:白石稔)
しろはの祖父。
鳴瀬翁と呼ばれることも。
体中に歴戦の傷が刻まれている。
一番痛かったのは、婆さんの攻撃。
鳥白島に伝わる「水中格闘技」の熟練者でもある。●岬 鏡子 (CV:高本めぐみ)
主人公、鷹原羽依里の実母の妹で、叔母にあたる女性。
鳥白島に1人すんでいた加藤のばあさんとは、古物蒐集でつながっていた。
加藤家の蔵に眠っている大量の古物を、時に鼻息を荒くしながら整理している。
考古学をたしなんでいたこともあり、古い文字などを訳すことが出来る。●イナリ (CV:鈴木このみ)
鳥白島にいる野生の狐(?)
空門蒼とよく一緒にいるところが見られる。
動物(?)だけれど、人の言葉を理解しているふしもある。
空気を読める、出来る子。
「ポン」と鳴く。●鷹原 羽依里 (CV:千葉翔也)
本作の主人公。
夏休み、亡くなった祖母の遺品整理の為に、鳥白島にやってきた少年。
かつて水泳に取り組んでいたけれど、在る事情から泳ぐことから距離を置いてしまう。
そのせいで、素行が乱れてしまい、学校でも腫れ物扱いとなる。
そんな都会から逃げるように、夏休みを、自分の事を知らない場所で過ごすことに。
性格はマイペースで、つかみ所がない。
あまり自分の内側を見せないきらいがある。
通っていた学校が男子校の為、女の子に対してあまり免疫がない。
その反面、どうすればモテるかなどの研究を、同級生たちと熱く語っていたりした。
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