東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers.
ストーリー
――博麗神社にて。
「霊夢、これ見ろよ! 何だと思う?」
「これは、バカの絵が描いてあるカードに見えるけど……?」
「持って見ろよ」霧雨魔理沙はチルノが描かれたカードを、博麗霊夢に手渡した。
「冷た! 何これ、冷やしていたの?」
「違うよ、カードが勝手に冷えたんだ。
このカードにはこいつの魔力が込められているんだよ!」
「噂は本当だったのかな」噂とは、アビリティカードと呼ばれてる不思議なカードが流通している
という物だった。
そのアビリティカードには様々な人間、妖怪の魔力が封じ込められて
いるのだという。
そして、既にあちこちにカードの売人が潜んでいるらしい。「ここにこのカードがあるって事は、噂は本当なんだよ」
「そうね、これは……異変なのよね?」カードの目的も制作方法も判らないまま、彼女は調査に出かけた。
まずはカードの売人を探すしかないだろう。キャラクター紹介
楽園の素敵な巫女
博麗 霊夢ちまたに不思議なカードが流通していた。
そのカードには人間、妖怪達の秘密が込められている様に感じ、調査に行くしかないと思った。普通の魔法使い
霧雨 魔理沙ちまたに不思議なカードが流通していた。
カードには多種多様の魔力が込められていた。こんなに面白いカード、他の人よりも早く集めなければいけないと思った。瀟洒なメイド
十六夜 咲夜ちまたに不思議なカードが流通していた。
そのカードにパチュリー様が非常に興味を持たれ、全て回収するように命じられた。中にはお嬢様の魔力が込められたカードもあり……奇跡の現人神
東風谷 早苗ちまたに不思議なカードが流通していた。
カードの売人は妖怪の山を中心に活動していた。推測するにカードの生産元も近くにあるのではないか。山にある守矢神社はそれを看過できなかった。