【特徴】
・心に反して身体が反応してしまう貞淑な妻の葛藤。
・心を揺らす妻を寝取らせで追い詰めていく背徳。
・夫を愛しながら、夫以外に抱かれて変わっていく妻の姿を
寝取らせる、という手段を持って描いていく。【あらすじ】
倫理教師、日高直文。
彼はグラビア出身の元女優・愛美を妻に持ち、
愛美を愛し、愛美に愛され、共に穏やかな家庭を築いていた。
結婚して五年目、密かに受けたある診断の結果が直文に突きつけられる。『無精子』
片親の愛美が母への恩返しと信じる“幸せな家庭”には
当然子供が含まれ、その子には孫という期待もある。
愛美の幸せを願う直文は、診断結果に秘めた歪な“愛”を燃え上がらせる。――愛する人の、妻でも、個人でもない、女の姿が見たい。
そんな折、愛美のグラビア時代の事務所からヌード写真の話が
持ち込まれたことで直文の歪愛が動き出す。愛美の抱く理想の妻と家庭。
そこに生じたひずみを利用して合意の元、
不特定多数の男に愛美を抱かせようと画策を始める。理想の家庭を守るため、愛する人を守るため。
何より、誰よりも彼女を愛するために。
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